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2.木洩れ陽の路 アーカイブ

2007年10月15日

まだ六十

まだ六十

まだ六十だと言うのに
歳を取り過ぎたように
「残り少ない人生」と言う人がいる
確かに残りは少ないが

何もないけれど
若くして逝った人に比べれば
これ以上の幸せはない

平均的な寿命であれば
まだ二十年は確実に生きられる
さ~てと
何をやろうか

2008年12月30日

ささやかな贅沢

2009年02月09日

道標

傾いた道標みちしるべ

あの時の傾いた道標
やはり違う方を指していたようだ
かと言って、今から引き返すには
余りにも遠くまで来てしまった
仕方ないから
このまま進んで行く事にしたよ
いいさ、遅かれ早かれ
どうせ最後は皆
同じ処に辿り着くのだから・・

2009年02月15日

花見行

花見行はなみこう


「桜は河津桜が一番好きだわ」

喜ぶあなたに逢いたくて
今年もまた
峠を越えての花見行

あなたにとって
僕はいつまで
二番なのですか

あなたの一番になりたくて
今年もまた
峠を越えての花見行


足湯に浸かりし横顔看れば
頬伝う 一筋の露
朝日に映えて麗しく

2009年04月03日

憧れ

あこがれ

振り向けばいつでも
あなたが傍そばいた

幼い頃窓越しに見ていた世界
楽しそうだったナ
行ってみたけど
それほどでもなかったょ

振り向いたらいまでも
笑顔のあなたがいるような
時めきとあこがれを探しに
ここに戻って来たのです

あの頃に戻れるのなら
なんにもいらない
あなたの前では
いつまでも大人になれない
僕だから~

2009年04月04日


人生とは終着駅のない「旅」に似ている。
ようやく終着駅に辿り着いたかと想うと、
そこからまた、新しい「旅」が始まる。
そして何度目かの新しい「旅」が、
いま、この始発駅から始まろうとしている。

鉄路は永遠と地平線の果てまでも続いている。

今はまだ終着駅の姿さえ見ることもできないが、
途中には多くの停車場がある。
そこには
心温まるオジサン、オバサン達がいて、
いつも人懐っこい笑顔で迎えてくれる。

旅を急ぐことはない。

たまには名も知らぬ停車場で途中下車をしよう。

暮れ行く夕陽を眺めながら、
のんびりと温泉にでもつかって疲れた心を癒し、
土地の地酒でも一献傾けながら、
一晩を語り明かすのも良いものだ。

夜汽車に揺られ満天の星を眺めながら、
明日には明るい朝日が昇ることを信じ、
今日もまた終着駅を目差して旅を続けて行く。

日々これ好日なり、
人生これ須らく好日なり。

2009年04月17日

西駅

2009年04月18日

呪縛

2009年04月21日

花待ちて

2009年04月23日

まだ遅くはないよね

まだ遅くはないよね

随分長い間走り続けていた
最初は前に先輩
横に同輩
後ろに後輩がいて
当然のように、共に走り続けていた

ある日、ふと気付いたら
一緒に走っているのは一人だけだった

染井吉野が咲き出した今日
一緒に走ってくれる人が
一番大切だって事に気付いた

まだ遅くはないよね

2009年05月01日

虞美人草


2009年05月02日

木洩れ陽の路

木洩れ陽の路

遠い日の帰らぬ想影おもかげ
懐かしく
探して歩む
木洩れ陽の路

白壁に映る木洩れ陽
どことなく
あなたに似たよな
想影残し

想影に吾が影法師
重ねたし
木洩れ陽ゆれて
願い叶わず

2009年05月03日

野島埼にて


あの日二人で眺めた日の出
綺麗だった

ベンチに座れば
雲間から見える
そんな期待を胸に
そっと座ってみたが
風が吹き抜けるだけ

二人掛けのベンチ
一人では見せてくれないのかな

2009年05月06日

さすらい

さすらい

城山に登りて桜島を眺むる

風は飄々として頬を撫で
雲は悠々として流れる行く

見知らぬ町をひとり彷徨い
見知らぬ人と語らい
一献の地酒に酔いしれて
ひと時の安らぎを覚ゆる

夜更けと共にまた
我ひとり汽車に乗りて
当てもなく旅を行く

明日はいずこの空の下やら

2009年05月09日

叶わぬ夢

叶わぬ夢

道端に咲いていた
名も知らぬ赤い花
名を問えば 愚美人と
教えし人の懐かしく

年巡り花咲けど
君は来ぬ散歩道
逢いたいと想えども
通り縋りの人なれば

あぁ 叶わぬ夢

2009年05月15日

めぐりあいて

めぐりあいて

この待合室でめぐりあい
何気なく声掛けた
それだけの出逢いでも
逢うたびに愛しくて
逢えないと恋しくて
気が付けばわたしには
あなたしか見えません

2009年05月31日

知らない街

知らない街

知らない街を 数え切れないほど歩いた

今でもはっきりと覚えている街もあれば
レンズが雨に濡れてボヤけたように
はっきり思い出せない街もある

はっきりと覚えているのは
何度も何度も歩いた街だけとは限らない
一度だけ歩いた街だってある

一度だけ歩いたことがある街
何時の日か
もう一度歩いてみたい


2009年06月02日

小さな花

2009年06月07日

珈琲

2009年06月08日

アジサイ


もしやあなたも来るのでは
そんな夢見て極楽寺坂
越えて来ました成就院

紫陽花の花は変わらねど
遥か遠くの由比ガ浜
今日は小雨に霞んで見える

極楽寺から成就院
長谷寺までの町並みを
帰らぬ人と知りつつも

あなた あなたに逢いたくて
あなた あなたが恋しくて
ただ懐かしく歩いています


2009年06月13日

花菖蒲

紫陽花の路

    極楽寺坂から成就院
    あなたと歩いたあの路は
    薄紫の紫陽花が咲いていた


2009年06月21日

城山にて

懐かしきかな

この町に生れ育ったあなたにとっては
どうと言うこともないでしょうが
僕にとっては一番好きな景色なのです
あなたに教わった
照国神社脇の遊歩道を登って来ました
歳でしょうか
この登りはきついものがありました

ここから眺める景色は
昔と大きな違いはありません
桜島はあの頃と同じように
薄い噴煙をたなびかせています

あなたの家もうありませんね
あの場所にはマンションが建っています
あなたと植えた
カイコウズはどうしたのでしょうか

もう二度と見ることはできませんが
懐かしい思い出と
桜島の景色は残っています


2009年06月25日

季節がめぐり

2009年08月21日

浜木綿

2009年09月01日

昨日の夢

2009年10月21日

野菊

2009年11月03日

後悔

2009年11月14日

ベンチ

誰を待つのか

誰を待つのか
銀杏並木のベンチ

周りには沢山の人たちがいるのに
ここだけは誰もいない

腰掛けたら
誰かが横に座って
話し掛けてくれるだろうか

淡い期待を持って座ってみた
瞬間とたん
カサカサと落ち葉が風に舞い
私に何かを語り掛けた


何を語ってくれたのか
まだ私には理解出来ない

それだけ未熟と言うことだ


2009年11月15日

潮騒

潮騒

過ぎ去りて振り返り
偲ぶのもまた青春なりと
十七、八に戻りし
今日この日

ひとり浜辺に佇みて
目を瞑り
潮騒を耳にする



2010年01月01日

新年

新年

新しい年が
足音も無く明けた

今日は昨日の
延長線上に過ぎぬのに

それでも
「何かが違う」
と言い聞かせる



2010年01月27日

人生いろいろ

人生いろいろ

世の中には「色々な人」がいるねえ~
この歳になっても
「色々な人」を見抜けないんだよねえ
その「色々な人」が歳下だったら

馬鹿だねえ、俺って



2010年01月30日

思い出しているかな


あなたが相手の人を
思い出している時
相手の人もあなたを
思い出しているんだよ~

って、誰かが言ってた


ふっと浮かんできた
懐かしい
あなたとの思い出

まさかとは思うけれど
今この時

私のこと
思い出しているかなァ

2010年03月01日

春夏秋冬

dekirunara.jpg

あなたと過した
一度だけの春夏秋冬はるなつあきふゆ
あれから何度も迎えた
一人だけの春夏秋冬


やっと逢えたのに
手を握ることさえ叶わない
今はもう赤の他人同士です

これから先何度も迎える
一人だけの春夏秋冬

だから
あなたと過した
一度だけの春夏秋冬
いつまでも大切にしていたいのです

2010年04月02日

あなたはいない

P4040115C.jpg

この時間

この場所

いつもなら

あなたが

降りてくるはずなのに

幾つの電車を見送ったろう

いくら待っても

もう

あなたは いない

2010年04月03日

ショーウィンドウ

window01.jpg

ウィンドウから見る世界
街行く人達の
楽しそうな笑顔
わたしは
いつも見ているだけ

いつか窓の向こう側へ
行ってみたい

そう願っている
わたしです

2010年04月24日

も一度逢いませんか


あなた今でも憶えてますか
あの時のあのお店
まだあるわょ
 
ドアベルの音も あの時と同じ
いつもわたしが先にいて待ち惚け



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2010年04月25日

あの店で



今度の日曜日
あの時のあの店で
も一度逢いませんか


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2010年04月28日

雨上がり

偶然見つけた勿忘草

遠く別れるあの日
「忘れな草をあなたに」を
歌ってくれた君
ふと懐かしむ
雨上がりの公園


2010年05月05日

ライブカメラの向こう

約束の時間に
約束の場所で
約束に向かって手を振りました

「コクリ」と頷いた素振り

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2010年05月07日

ライブカメラのこちら


少し恥ずかしかったけど
お返しに
 
約束の時間
約束の場所
約束に向かって立ちました


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2010年05月10日

ショーウィンドウ

雑踏の中
ふと見上げた飾り窓ショーウィンドウ
純白のウェディグドレスが眩い

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2010年05月12日

約束通り


約束通り
今年もまた
あなたに逢いに行きます

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2010年05月22日

本気になってもいいですね


















私のふるさとは
浜木綿香る潮騒の町
いつか住みたいと言っていた
あなたの言葉
本気になってもいいですね

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2010年05月23日

綾取り

綾取りの
縺れた糸は
解けしども


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2010年05月28日

舞扇

凛とした
薄紫の
舞扇


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2010年05月30日

酒飲みて

酒飲みて
友と語らう
楽しさよ


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2010年05月31日

どうでもいいこと

考えてみたら
どうでもいいことだと
やっと気付いた

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2010年06月01日

紫陽花の路


夏至の前の日の
日曜日
あなたに逢いにいっても
いいですか

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2010年07月04日

雨の銀座


突然振り出した
にわか雨
雨宿りのショーウィンドウに
写った姿

忘れ掛けていた事
思い出させてくれた

2010年07月13日

銀座通り


休日になると
銀座へ出掛ける
別に目的もなく
ただぶらりと歩く
 
ライオンでの生ビール一杯も
最近では定番となった
 
ちょっと贅沢が出来る
ささやかな幸せ
 
横には勿論
君がいる




2010年07月18日

夕陽

過ぎた日の思い出を
も一度確かめに秋谷海岸へ

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2010年08月15日

レンゲショウマ

うつむいた
可憐な姿

浜木綿

浜木綿の香り漂う天神島へ
友と訪ねた立秋の海
海辺に暫し横になりて
潮騒と潮の香を嗜む

2010年08月18日

涼しい朝

東向きの小さな窓から
久し振りに涼しい風が

いつもなら日差しが強くて
カーテンを引かなければ
座っていられないこの時間

あ~もう出掛けなければならぬ時刻

いっそのこと
仮病でも使ってやすむか

そうも行かぬ・・・

2010年08月19日

月に一度か二度の楽しみ


気の合う仲間同士で
のんびりと海辺を歩き
白い雲と蒼い空を眺め
他愛もない会話をする

今の私にとって
月に一度か二度の楽しみ


2010年08月20日

贔屓

何回参加してくれたかなんて
回数など問題ではないけれど
いつも参加してくれる常連さん
ちょっとくらい贔屓しても
悪くはないよね

2010年08月23日

たった一言

あの時は
また逢えると思っていたから
軽く手を振るだけの別れでした

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2010年08月30日

遠望

涼を求めて
払沢の滝へ
記憶と言うものは
いい加減なもの
それでも
歩む事に甦る
あの時の景色

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