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2009年04月 アーカイブ

2009年04月01日

運命(さだめ)

2009年04月02日

情恋の宿

情恋じょうれんの宿

解いた帯紐握りしめ
あなた寝顔を見ています
どうせ添えない運命さだめなら
いっそ殺していいですか
越中大牧湯の宿は
他人ひと寄せつけぬ情恋の宿

おんなごころの一途さを
あなた分かってくれますか
もしもあの世で添えるなら
邪にも鬼にもなりまする
越中大牧湯の宿は
他人ひと寄せつけぬ情恋の宿

湖畔に浮かぶ渡せ舟
あなた連れ去る別れ舟
ここで別れるくらいなら
いっそ死んでもいいですか
越中大牧湯の宿は
他人ひと寄せつけぬ情恋の宿


悶々として眠れぬ夜もあけました

桟橋に寄せるさざ波返す波
あなた連れ去る別れ波

2009年04月03日

憧れ

あこがれ

振り向けばいつでも
あなたが傍そばいた

幼い頃窓越しに見ていた世界
楽しそうだったナ
行ってみたけど
それほどでもなかったょ

振り向いたらいまでも
笑顔のあなたがいるような
時めきとあこがれを探しに
ここに戻って来たのです

あの頃に戻れるのなら
なんにもいらない
あなたの前では
いつまでも大人になれない
僕だから~

2009年04月04日


人生とは終着駅のない「旅」に似ている。
ようやく終着駅に辿り着いたかと想うと、
そこからまた、新しい「旅」が始まる。
そして何度目かの新しい「旅」が、
いま、この始発駅から始まろうとしている。

鉄路は永遠と地平線の果てまでも続いている。

今はまだ終着駅の姿さえ見ることもできないが、
途中には多くの停車場がある。
そこには
心温まるオジサン、オバサン達がいて、
いつも人懐っこい笑顔で迎えてくれる。

旅を急ぐことはない。

たまには名も知らぬ停車場で途中下車をしよう。

暮れ行く夕陽を眺めながら、
のんびりと温泉にでもつかって疲れた心を癒し、
土地の地酒でも一献傾けながら、
一晩を語り明かすのも良いものだ。

夜汽車に揺られ満天の星を眺めながら、
明日には明るい朝日が昇ることを信じ、
今日もまた終着駅を目差して旅を続けて行く。

日々これ好日なり、
人生これ須らく好日なり。

2009年04月12日

釧路の夜

釧路の夜

未練心と言われても
ひとり寂しいこんな夜は
忘れた筈のあなたの胸に
抱かれてみたくなりました
夜の釧路は白い霧


馬鹿な女と言われても
あなた恋しいこんな夜は
もう泣かないと誓ったけれど
ぽつりと頬に一滴ひとしずく
夜の釧路は涙雨


霧に浮かんだ幣舞の
灯り目に沁むこんな夜は
二人歩いた北大通り
想い出探し尋ねます
夜の釧路をただ独り

2009年04月15日

選択

2009年04月17日

思い出

西駅

2009年04月18日

呪縛

意気地なし

意気地なし

そろそろ帰ろうもう遅い
あなたが見送る曲がり角
帰りたくなんかないわ このわたし
だからキスして欲しかったのに
いつも言い訳するあなた
バカ バカ いくじなし

酔わせて抱くほど野暮じゃない
あの夜あなたは言ったけど
酔ってなんかいないわ このわたし
だから抱いて欲しかったのに
いつも言い訳するあなた
バカ バカ いくじなし

ひとの気持ちも知らないで
あの夜あなたは背を向けた
別れたくなんかないわ このわたし
だから今でも泣いているのに
いつも言い訳するあなた
バカ バカ いくじなし

2009年04月19日

思い出2

2009年04月20日

ほろ酔い酒

ほろ酔い酒

たった一夜の恋でもいいと
見知らぬ御方ひとと過ごすほど
すれちゃいないはこのわたし
憎いあんたを忘れるために
飲んだお酒のほろ酔いで
そんな気分になっただけ

たとえあんたが戻って来ても
すべてを水に流すほど
初心うぶじゃないわよこのわたし
そんな強がり言ってはみても
飲んだお酒のほろ酔いに
もしやもしやの淡い夢

急に届いた悲しい知らせ
久谷くたに盃落すほど
取り乱さないはこのわたし
風の噂に聞いてはいたが
飲んだお酒のほろ酔いで
ちょっ寂しくなっただけ

2009年04月21日

花待ちて

2009年04月22日

城之崎の女

城之崎のひと

そぼ降る雨に蛇の目の傘を
そっとかざした白い指
そぞろ歩きの大谿おおたに
祭り提灯ぼんやりと
しだれ柳の町並みに
和服姿の似合うひと

小さな肩を抱き寄せながら
触れた唇震えてた
濡れた着物の襟元の
白いうなじも愛しくて
灯篭流しの薄明かり
紅紅梅べにこうばいの香るひと

芸子じゃ駄目と笑った後で
袖に隠して拭く涙
川のせせらぎ聞きながら
二人歩いた石畳
一夜限りの夢なのね
そっと寄り添い言ったひと

2009年04月23日

まだ遅くはないよね

まだ遅くはないよね

随分長い間走り続けていた
最初は前に先輩
横に同輩
後ろに後輩がいて
当然のように、共に走り続けていた

ある日、ふと気付いたら
一緒に走っているのは一人だけだった

染井吉野が咲き出した今日
一緒に走ってくれる人が
一番大切だって事に気付いた

まだ遅くはないよね

2009年04月24日

待ち望まれて

2009年04月25日

花咲き花散る

2009年04月26日

根無し草

根無し草

そぼ降る雨に身を濡らし
どこに宿とる根無し草
叶わぬ恋と知りながら
未練ばかりを募らせて
べに差し指をそっと噛む

どうせ私は人知れず
川面漂う根無し草
叶わぬ夢と知りながら
一人枕の寝化粧に
淡色あわいろ口紅べにをそっと指す

明日は何処と問われても
行方知れない根無し草
叶わぬ願いと知りながら
ひいな遊びの添え文に
あなたの名前 口紅べにで書く

2009年04月28日

釧路港

釧路港くしろみなと

汽車に揺られて女が一人
白い広野を幾時間
忘れられない面影求め
逢いに来ました北の街
釧路港くしろみなとで頬濡らすのは
涙じゃないの霧のせい


うしろ姿が似ているだけで
もしやあなたと声かける
忘れたいのに未練が残る
おんな心の哀しさか
釧路港にかもめが一羽
じっとわたしを見つめてる


霧に浮かんだ幣舞橋を
あなた探して米町へ
淡く霞んだこの町並みの
どこにあなたはいるのやら
釧路港の炉端の店で
ひとり今夜は酔いたいわ

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